【競艇の漫画】モンキーターン第4話の解説と見どころ『初めてのモンキー』

第4話のあらすじ『ペアボート』

萩原のレースを観戦して競艇に興味を持った波多野。

競艇場ではペアボートという競艇選手とお客さんが一緒に艇に乗って、実際にコースを走るという企画を行っていた。

波多野は監督のツテでペアボートに乗ることが決まった。

ペアボートは艇の前にお客さんが、後ろに競艇選手が乗って、実際の艇の操作は競艇選手が行う。

お客さんの前についているレバーはエンジンと繋がっていないのだ。

しかし、幸か不幸か波多野の乗ったペアボートはレバーとエンジンが繋がっていて……!?

第4話のハイライト『初めてのモンキーターン』

波多野はどうせボートに乗るならモンキーターンがやりたいと言った。

上のコマはこの漫画で波多野が初めてモンキーターンに挑戦したシーンだ。

モンキーターンはベテランの競艇選手でもなかなか成功しない難しい技だ。

艇の上に立つことで重心を操作して素早いターンを可能にする。

ペアボートの場合は2人とも立たないと意味がないようだ。

波多野の初めてのモンキーターンは果たして成功するのか失敗するのか、第5話に期待したい。

第4話の競艇勉強会『艇は跳ねる』

モンキーターン4話競艇

初めて艇に乗った波多野は艇が跳ねることに驚いた。

競艇場の水面は海からくる波や、風の影響で凸凹している。

水は柔らかいイメージがあるので、多少凸凹していても大丈夫かと思うかもしれないがそうではない。

時速80km前後のスピードで走る艇にとっては水は固い。

高いところから水面に飛び込むと衝撃を受けるのと同じようなイメージだ。

普段はバイクで舗装された道ばかり走っている波多野にとっては新鮮だったころだろう。

今日のヒロイン『萩原さんの高校時代』

モンキーターン4話ヒロイン

第4話で注目したいところは、萩原さんの高校時代の姿がでてきたことだ。

萩原さんも監督に競艇場に連れてこられたことがきっかけで競艇選手になったらしい。

競艇のボートとバイクは似ている部分がある。

どちらも運転にバランス感覚や動体視力を必要とし、転倒したら命の危険があるという点だ。

萩原さんは高校時代ツッパってたそうだ。ツッパるという表現に時代を感じる。

ここで競艇を見たことで、競艇界に萩原真琴という名選手が生まれたのだ。

波多野のことといい、監督の競艇選手の適性を見抜く能力は目を見張るものがある。

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